三杯目の味彩から駅を挟んで北東へ数分。自由通りの向こう側、自由が丘らしい大人顔の飲食店が立ち並ぶグリーンロード沿いに、落ち着いた和食店の様な店構えの居酒屋が一軒。『四州王』 という一際目立つ店名に興味をそそられ立ち止まれば、黒板に書かれた味のあるメニューが目に飛び込んできます。どこか懐かしい家庭料理の数々に惹かれのれんをくぐると、気さくなオーナーと90年代の懐メロに心も和むはず。2011年春のオープンから、日々お客様を温かくおもてなしし続けてきた、第2の我が家の様な心落ち着く酒処、四州王。

●自由が丘に佇む「四州王」という名の酒処

一度見たら忘れないインパクトのある『四州王』という店名。呼び名は「シズオ」。実は、店主 中村さんの下のお名前なんです。自由が丘で生まれ育った中村さんは、美観街の老舗焼鳥店【鳥へい】で経験を積み独立。100種類にも及ぶ店名を考えながらも、親から授かった珍しい自分の名前を使わない事はないという思いから、四州王という名前を掲げる事に。「訪れる人を家庭の様な温かさでおもてなししたい。」と、日々精進を続ける中村さん。一言頼めばメニューにはない定食セットを作ったり、通常の半分量だけでも注文できたりと、お客の要望にとことん応えるその姿勢はさすがです。

●日本人が慣れ親しんだ大皿料理を中心に

四州王といえば日々の大皿料理。カウンターに並ぶ家庭料理の数々は、京都のおばんざいを思わせます。古き良き日本の家庭では当たり前のように食卓に並んだ大皿料理も、だんだんと姿を消してゆく今の時代。「凝ったものではなく、日本人が慣れ親しんだ家庭料理を。中でも、大皿の方が料理はおいしい。だからウチは大皿料理がメインなんです。」と語る中村さん。家族と食卓を囲むように食事やお酒がいただけるとあって、食事メインで女性客が訪れるというのもうなずけます。また連日通いたくなる程のリーズナブルな価格帯も魅力です。

●築地で仕入れる本マグロ。なんと刺身はこれ一品！

質が良く美味しいものをリーズナブルに提供することが信条の四州王。中でも特に目玉の一品は、店主が築地市場に足を運び仕入れを行う「本マグロ」。キロ4,500円ほどの上質な本マグロは刺身で堪能するのが一番。日々様々な魚介料理を出すにもかかわらず、なんと刺身は他に一切扱わず、自信をもってオススメできる一品とのこと。そのこだわりは刺身を食べれば納得。リーズナブルな価格もあいまり、これは注文せざるをえません。また他の食材も、全て業者を通さず自らの足で直接仕入れるそう。それが四州王の安さと旨さの秘訣です。

●自由が丘では数少ない座敷部屋でくつろぐひと時

仲間との大勢での宴会や、料理に迷ってしまいそうな時に、コース料理を頼むのも一つの楽しみ方。四州王のコース料理は、人気の「梅水晶(サメ軟骨の梅肉和え)」をはじめとした前菜三品に、お肉やお魚を使ったボリューミーな揚げ物から名物のおばんざいまで、心温まる家庭料理を存分に味わうことができます。ドリンク飲み放題付きで4500円というリーズナブルさに加え、3時間というゆったりとした時間取りには、店主の心遣いが感じられます。またコースと合わせた個室の利用でさらにくつろぎの時間を過ごすことも出来ます。1階の個室では、柔らかな照明と共に、奥に見える石庭が心を和ませす。そして2階には2つの個室空間を構え、20人程度の宴会にも対応できるお座敷部屋も用意。店主 中村さんが語る「ガチガチしない、どこかほっとするお店・雰囲気を作りたい」との言葉通り、のんびり・ゆったりとしたプライベート空間が日々の疲れも癒やしてくれます。

●酒処の名に恥じない銘酒に酔う

時にはカウンターで一人で、また時には楽しい仲間たちと座敷で、旨い家庭料理をつまみながら旨い酒を呑む。そんな幸せなひと時を演出するのが、自慢の焼酎たち。幻の焼酎としても名高い鹿児島の芋焼酎「森伊蔵」や、屋久島の稀少な芋焼酎「三岳」など、焼酎好きにはたまらない銘酒が並びます。酒好きの友人や恋人と酌み交わすのはもちろん、一人じっくりと味わうのもまたよし。今夜も店内には酒を愉しむお客たちの笑い声が響き、楽しい時間が流れます。

[ 四州王 / シズオの特典情報 ]

ご来店時に「自由が丘ネットを見た」と伝えると、お好きなドリンクを1杯サービス♪

※ご好評いただきました特典は終了いたしました。