競争の激しいこの自由が丘で25年以上続くイタリアンを切り盛りする杉山さんご夫妻。とにかく笑顔が魅力的な奥さま 杉山梓さんに、お店のこだわりはもちろんプライベートにも迫りました♪

――　奥さま、実は新婚との噂を耳にしたんですが・・

ええ、実は7年前にこのナポリハウスで主人(シェフ 健太郎さん)と知り合い、いまは結婚1年になります♪

――　ご夫婦で経営されているんですね～。

お店自体は4月で27年になるんですが、これまで幾度か経営が変わっているんですよ。一時はお店を閉める話もあったほどですが、どうしてもお店を続けたくて、当時修行に出ていた主人を呼び戻して二人のお店として昨年11月から切り盛りしています。

――　店内の装いに歴史を感じさせられます。

昔から変えていない部分もありますが、「家」をイメージして、見た瞬間にあそこに置きたいと思うものや、お客さまとの会話につながりそうなものを選んで置くようにしています。

――　休日はどう過ごしていますか？

お店の休みの日の9割は外食に出かけますね～。いろんな場所に行きますが、やっぱり自由が丘が多いかもしれません。勉強にもなりますし、食べるのも大好きですし。

――　なるほど、最近ではどんなお店ですか？

そうですね～、最近行ったお店では洋食【キッチンプラス】さんや、イタリアン【HIDA】さんも美味しかったですね～。あと遅くまで開いている【ビストロタキザワ】さんにもよく行きますよ。

――　奥さまがお店で心がけていることは？

やっぱり笑顔でいることを第一にしています♪若いお客さまがいらっしゃった時には堅苦しくならないよう、でも砕けすぎないように気を配っていますね。

――　お店のオススメを教えてください！

まずは厳選したシチリアワイン。白なら「insolia インソリア」赤ならメルロー「TARENI タレニ」が飲みやすくてオススメです。人気メニューの「ピッツァ マルゲリータ」は生イーストや北海道産小麦粉・週に3日空輸されるイタリア産チーズなど原材料からこだわった、初めてのお客さまにはぜひ食べてみて欲しい一品です。実は料理はどの子(メニュー)もカワイイんですが、島根県で一番最初に和牛の生産を始めた勝部牧場から直送される、しまね和牛のタリアータは特にオススメ♪一年間通して食べられるお店は東京で唯一なんですよ。ちなみに全て自家製のパンやトマトソースも人気です♪

――　では最後に、ご主人も一言お願いします！

（シェフ 健太郎さん）え！登場していいんですか？・・
とにかく美味しいものを食べてもらいたいという思いですね。化学調味料は一切使わないとか、食材へのこだわりは当然のことですが、特に「一手間をかけた手作り」にこだわっています。自分にとっては100皿の内の1皿ですが、お客様にとっては違いますからね。