創業32年。地域に愛されるパン屋の域を超えた奥沢の老舗パン屋『COMUS / コモス』

2013/09/28 11:27 UP

こんにちは！
今月に入り、しばらく新店情報続きでしたが、
今日は創業32年。
奥沢で愛され続ける老舗のパン屋
『COMUS / コモス』 をご紹介します！

コモス

場所は、奥沢駅から駅前噴水広場を抜け、商店街のに入ってすぐ。
奥沢から徒歩3分、自由が丘からは約10分ほどの距離。

創業当初は多摩川で営業していた「COMUS」。
奥沢に移転されたのは20年前だそう。
最近は、ハード系のパンをメインとしているようなお洒落なブーランジェリーも人気ですが
こちらは、昔ながらの「ザ・街のパン屋」！

コモス

店内には多彩なパンがズラリと並び、
食パンにフランスパン、菓子パンから惣菜パンまで種類豊富な昔ながらのパンに
なんだかウキウキしてしまいます。
最近のお洒落パン屋もいいのですが、
この安心感、非常にいいんです♪

コモス

昔ながらと言いながらも
菓子パンだってしっかりイマドキ。
デニッシュにイチジクやキャラメル、サツマイモのパンから
バゲットやセーグルなどのハードブレッドだってしっかり揃っています！

お昼どきともなれば、近隣の方で大賑わい！
サンドウィッチ、にバーガーに…
？！！
おにぎりにメンチにカレーにナポリタンに麻婆茄子丼まで！
豊富なラインナップはそこまでいっちゃうのか？！
と目を見張るばかり！

店内には続々と焼きたてのパンが運ばれてくるですが、
ひっきりなしに来店されるお客様で次々となくなっていきます。
こんなに種類豊富なのに、いつ来ても違う種類のパンに会える！
というか、何度来ても全種類を見たことがない！！
そんな期待を裏切らないパン屋「COMUS」。

じつは、「どっちの料理ショー」で紹介されたり
「酒場放浪記」でおなじみ吉田類氏が酒場でもないのに訪れたという逸話もあるほど、
メディアでもとりあげられている「フィッシュバーガー」は大評判だったとか。
現在、「フィッシュバーガー」は販売を終了しているので、
残念ながらもはや幻の逸品となってしまいました…。

コモス

15歳の頃からケーキ屋、パーラーを経てパン修行をしてきた
オーナーの秋葉さん。
だからこそ、こだわる素材や製法。
熟練の技が光るパン工房を垣間見ました！

コモス

お話を伺っている最中にも、次々と焼きあがるパンたち。
このこだわりのドイツの「Welker社」の電気釜で釜に蒸気を入れながら焼き上げるからこそ、
ふっくらしたモチモチしたパンに仕上がるそう。

釜から出てきたばかりの焼きたてのパンはパチパチと音をたてて、
今にもはちきれんばかり！
う～ん、ふっくら美味しそう♪
このままかぶりつきたい！

COMUS

と思っていたら、なんと「かきもち」まで！！
茨城産の"はえぬき"を3日も天日に干したもち米で作っているんだそう。
カリかりでとにかく香ばしい～！

コモス

種類が豊富でも手は抜きません。
パスタパンの細さ（2mmだそう)からサンドウィッチのマヨネーズにいたるまで
職人の経験から培われたこだわりの製法で仕上げています。

なんでも「COMUS」のパンは近隣の保育園や学校にも届けられているそう。
サンドウィッチなどはケータリングもOKだとか。
本当に地域に根付いているパン屋さんなんですね！

コモス

価格設定もリーズナブル。
いまどき\100台前半～はなかなか買えません。
レザンにキャラメルブレッド、骨付きから揚げなどなど
思わずモリモリ買ってしまいました♪

カレーや麻婆茄子など丼ものはなんと￥315！
なんてハッピープライス♪
パン屋の麻婆茄子だからと言ってあなどるなかれ！
ピリっと絡みの効いた大人の味。
何でも置いてあるとつい味が低迷化してしまいそうだが、
そんなことはありません！
これなら晩ご飯としても十分いただけます。

コモス

営業時間も7:30～20:30までと、朝ごはんから～夕食まで、
地元民の暮らしを支えるパン屋の域を超えたパン屋。
正直、ホントに助かってます！

その道40年の職人技はしっかりと2代目にも受け継がれています。
お洒落ブーランジェリーもいいけど、
これほど魅力的なパン屋もそうないはず！
これからも地域の民の食卓を応援してくださいね♪