個性派専門店特集｜PeopleTree

【PeopleTree】人と地球にやさしいフェアトレード専門店

PeopleTree(ピープル・ツリー）はフェアトレードとエコロジーの専門店。衣料品からアクセサリー、雑貨、自然食品まで、約1000点ものフェアトレード商品が店内を彩ります。フェアトレードとは、人と地球を最優先するビジネスモデル。貿易をツールとして発展途上国の社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、公正な対価を支払うことで、自立支援を行います。ピープル・ツリーは、アジアやアフリカ、中南米など10カ国40団体の生産者パートナーを展開し、支援を行っています。震災以降「買って支援する」という消費者の力を実感した方も多いのではないでしょうか？貿易を通して支援活動を行うピープル・ツリーの魅力をご紹介します。

キレイな水色の外観が目印。落ち着いた
雰囲気の漂う、自由が丘らしいお店です。

■現地に仕事を生み出す

「現在、機械化の波におされ仕事を失っている人がいる中で、フェアトレードを通じて現地に出来るだけ多くの仕事をつくりたい」という想いを語ってくださったのはピープル・ツリー高井さん。現地に多くの仕事を作り出すという意味で、商品は特にファッションに力を入れているそう。ファッション製品を製造するには、コットンの栽培から縫製、手刺繍までかなりの工程数があるとのこと。それらの工程は全て手作業で行なわれています。また、現地の様子や商品の背景を消費者に伝えることも大切にしており、商品タグには商品を作った人たちの説明や購入するとどんな支援に繋がるかが書かれていたり、お店づくりの工夫でそれを実現しています。

■お店づくりへのこだわり

ピープル・ツリーは商品の背景を知ってもらえるようなお店づくりを心がけており、現地の作業風景を移した写真や説明が書いてあるボードが飾られていたり、店内の一角にはフェアトレードや環境問題に関する本が読めるようなスペースも用意されています。

■フェアトレードをもっと身近に

お店では、現地への出張から帰ってきたスタッフが現地の様子を語るイベントや、フェアトレードの素材を使用したお菓子の試食会を開いたりと、フェアトレードのことをより一層身近に感じられるような活動も行っています。お菓子の試食会は、第二・第四週目の週末、土曜または日曜に開催されています。お菓子はスタッフの手作りなのだそうですよ。